内容は、老齢を迎えたおっさん、おばはんを題材とした恋愛物。下手な恋愛ばかり並ぶかと思いきや、その辺は、一工夫して読者を退屈させない話作りをしている。そして、キャ
ラクター達も、実に生々しく現実感があり、愛だの恋だの人の生ってやつを語ってくれる。それが、誌面から直に伝わってる感じが実に良いなー。ほんと
不定期連載ってのが、勿体無い。次の刊がいつ出るのか分からないのがとても残念。そういう感じを抱いた一冊。
余りにも渋い表紙に惹かれて購入した本。表紙の人は、来日して下宿先のお婆さんから、ジャコさんと呼ばれるイタリアン。時をかけて来た訳ではない。で物語りは、ジャコさんが、ある青年との出会いを切欠に、巡り巡って過去の苦い思い出を思い出すことに。まだ、背景が見えないので、お話は、これからという感じ。色々と仕掛けがあるみたいで、ネタが分かる人は、楽しいかもしれない。昭和の匂いが色濃い作品やね。
