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11/04/20 水 17:00-17:25 BS朝日 あたしンち #251「おしおきします!万屋エンジェルスっ(前後編)」

あたしンち、ABパート、近頃、人の晴らせぬ恨みを晴らす闇の組織があると噂話が流れていた。そんなご時世、江戸では、ちくわ相場が跳ね上がり、ちくわの値段も天井知らず、庶民には高値の花となっていた。それは、父が同心勤めの立花家でも同様で、ちくわが、食卓に並ぶことがなくなって久しく立花母も嘆いていた。
そんなある日、立花家の長男、ゆずのしんは、草履の鼻緒が切れて困っていた少女ゆかを偶然助け、その少女と知り合いになる。ゆかは、父が、武士の家計で、とある藩に出士していたが、横領事件に巻き込まれ、浪人となり、傘張りの内職で生活の糧を得ていたが、暮らしぶりは貧しく、娘のゆかは、質屋通いで当座を凌いでいるという
有様だった。そんな中、ゆかの父が、労咳で倒れ、父に生の付くものを食べさせてあげたいと、質屋に質草に行くお金にならず、質屋の甘言に乗せられ、とある藩の江戸詰めの家老の一夜限りの慰めモノとなる変りに金を得ることが出来るというものだった。
ボロボロになって、家路に着く、ゆか、ふらふらと歩いているところをゆずのしんと立花母に助けられ、自ら受けた仕打ちの恨みを晴らしてくれるよう言い残し、その場で気絶してしまう。立花母は、ゆかの言葉を聞き届け、意を決して、水島・戸山の両人と深夜の廃寺で集い、ゆかという少女の晴らせぬ恨みを晴らすことを決意する。彼女らは、万屋エンジェルスとなり、とある藩の江戸詰めの家老と町の質屋を懲らしめ、彼らは、捕り方にお縄になる。そして、彼らが、一儲けをしようと企んでいたちくわの大量買占めによるちくわ相場の混乱は、収束し、庶民の手にちくわが戻り、おゆみも幸せな暮らしを取り戻す。いつもと違う死人のでない仕事人風、あたしンち